保育士、ママになる。

保育士として働き、母親になりました。保育士だから育児は完璧…?!って勘違いです。

長男の妊娠④~妊娠初期~

退職をして、順番が逆になってしまった入籍を無事済ませ、のんびりと過ごしていました。

のんびりと言っても、罪悪感や後ろめたさは消えることはなく、割りきって何もしない生活を楽しむという感じではありませんでしたが(((^^;)

すぐに主人と一緒に住みたかったけれど、

体調があまりよくなかったので、

落ち着くまでは実家にいることにしました。

 

すごく不思議な感覚でした。

ぼーっと起きて、ごはんを食べて、本を読んだりテレビを観たり。

こんな幸せなことはないってくらい、のんびりさせてもらっているのに、

全然笑えない。

つわりの気持ち悪さはあるけれど、我慢できないほどではないし、

もちろんお腹のふくらみもまだないから、

実感ができなくて。

妊娠経過自体にも不安が大きくて、

ため息ばかりついていたような。

 

切迫流産と言われたので、極力安静にしていました。

キリキリと痛かった下腹部もだいぶよくなり、

あぁ、やっぱり体を大事にしなきゃダメだなぁ。

実感はないけれど、絶対失いたくない命がお腹にある。それは事実で。

 

つわりで吐き続けたりすることはなかったけれど、食欲はあまりなくて、さっぱりしたものしか食べたくなくて、

体重は3キロくらい落ちていました。

 

妊娠初期って、みんなどんな気持ちなんだろう。

幸せ?不安?つらい?

それぞれ、みんな持つ気持ち。

幸せって、それはもちろんなのだけど、

幸せだからって不安がない人なんていないだろうな。

不安って、幸せがあるから悲しみにはならないけれど、複雑に色んな感情があるなかで、

1番正直な気持ちなんじゃないかな。

つらいって、体調にもよるし、人それぞれだけど、心のどこかにある自分の弱い部分で、

さらけ出せないからきっとつらいんだよね。

 

初めての妊娠、特に初期は、誰かの支えが絶対必要だと思う。

夫でも、親でも、友達でも、誰でもいい。

一人で抱えることは難しすぎる。

ネットの世界にも、同じ悩みを持っていたり、導こうとしてくれるツールがたくさんある。

 

 

紹介された総合病院に行きました。

妊娠、出産の過程でリスクがあったり、個人病院では対応が難しい人がたくさん受診されていました。

 

先生も慣れているので、とても淡々と対応してくれ、

「全然大丈夫ですよ!よくあることです。

経過によっては途中で手術になることもあるかもしれないし、腫瘍の計捻転があるかもしれない。

でもそうなったらそのとき対応すればいい。今心配しても仕方ないことですよ」

と。

 

恐ろしいことを淡々と言われましたが!笑

でも、ここに通院していれば安心だと思えて本当によかったです。

 

~続く~